【2022年2月19日配信】
これは、かなり前のワークショップでのお話です。
ブルース先生が、ワークショップの終わりに、
私たちにこう尋ねました。
「今日のワークショップで、良かったことは?」
日本人だけのワークショップでよくあることですが、
全体に問いかけると、
誰も返事をしないのです(笑)
しばらく沈黙してから
ブルース先生はこのように言いました。
「今日の僕の良かったことをノートに書いて」
ノートに書く、と言われると
全員が黙々とノートを書き始めました!
しばらくして、ブルース先生が
「通訳しなくていいから、
順番にそれを読み上げてください。
ただし、ぼく、つまりブルースはという部分を、
私は、に変えて読んで」と。
参加者の方たちは、
順番にそれを読み上げていきました。
とまどったり、照れたりしながら・・・。
日本語のわからないブルースは、
それを黙って聞いていました。
そして、最後にこう言ったのです。
僕の中にみえた”素晴らしいところ”は、
みなさんの中にすでにあるものなのです。
自分ではなかなかそう思えないかもしれません。
でも、自分の中になければ、
他者の中に見ることはできないからです、と。
★★今回のホーム・ワーク★★
今回は、メンタルの方向性が
身体にどのように影響しているか、
に注目してみませんか?
セントラル・モービレ・エチュードで
どんなにしなやかな動きができても、
自分に対して、
他者に対して、
ダメ出ししたり、批判的な目を向けると、
その瞬間、しなやかでなくなっています。
呼吸も浅くなり、
大地からのサポートも、周囲の空間も
感じることができなくなっているでしょう。
一方で、他者の中に
あっ素敵だな、
それいいな♪と思う要素を
意識的に見るようにしてみましょう。
もちろん、それを見つけるのが難しいと
感じる人もいらっしゃるでしょう。
それを難易度が5以上だとすると
今回は、難易度1くらいから、
始めてみましょう(^^;)
その時の身体は、
セントラル・モービレの状態や
呼吸はどんな感じでしょうか?
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