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アレクサンダー・テクニークとは

アレクサンダー・テクニークとは
身につけてしまった習慣を出し抜く方法

舞台俳優だったF.M.アレクサンダーという人が、“声を出す”ことに関する問題を、
病気や生まれつきではなく、“じぶん自身の使い方”の問題では?という仮説を持ち、
地道な実験を重ねた末、
「頭と脊椎の関係が全身に影響する」
「自己の使い方は機能に影響する」など
発見した原理をメソッドとして確立していったもの。

彼はそれにより、“声の問題”だけでなく、生まれつきとされていた症状も改善した。
その後、同じ問題を抱えた仲間たちから請われ、教えるようになり、
彼だけでは足りないということで、
“教える人”=アレクサンダー・テクニークの教師を養成した。

※『The Use of The Self(じぶん自身の使い方)』は4冊目の著書のタイトル

F.M.アレクサンダーがどのように原理を発見し、
最終プランである手順にたどり着いたのかを以下の記事にまとめてあります。

どんなことに役立つの?

変えたい”習慣”を、身体感覚を磨いていくことで変容させていくことができます。

レッスンに来られる方は、以下のような目的で来られています。

✅ 楽器演奏時のじぶん自身の使い方
・・・楽器の構え方、向き合い方、演奏(パフォーマンス)中に何に注意を払っているかなどご自身のチューニング次第で思い通りの演奏ができるようになることを目指します。また、指導者の方は、Teachingにもそれを活かせます。

✅ 理学療法士や介護職の方で、他者のサポートとご自身のケアについて学びたい方
・・・他者をサポートすることに一生懸命になって、ご自身の身体が置き去りになってしまう方が多いのですが、ご自身がしんどい状態で他者を真の意味でサポートすることはできません。ご自身を丁寧に扱ってこそ、相手の方を丁寧に扱えるからです。

✅ ”じぶん自分の使い方”を学ぶことで、自分らしく生きたい
・・・F.M.アレクサンダーが、このテクニークを”身体の使い方”としなかったのは、地道な実験を重ねていくうち、これはメンタルの問題、これは身体の問題、と分けることが不可能だ、という結論に達したからでした。身体感覚が変わることで、物事の認識の仕方が変わり、結果として感じること・考えることも変化します。また、その逆も真なりで、思考習慣(何に注意を向けているか、何を考えているか)が変わることで、身体も大きく変化します。レッスンの中で、”ご自身の使い方”に目覚めていくうち、本当にやりたかったことや感じていたことなどを始め、じぶん自身を再発見されていき、それを続けるのか、変えるのかを”選択する自由(自由意志)”を使えるようになるのです。

✅ 肩が凝る、腰が痛い、という身体の悩みでももちろんOK
・・・F.M.アレクサンダーは、彼のテクニークによって呼吸が改善するという理由で”呼吸の人”と呼ばれたこともあります。”使い方が機能に影響する”ので、その痛みが使い方が原因であるならば、”痛くなるような使い方”が何かに氣づき、それをやめて、新しい選択をすれば良いのです。

アレクサンダー・テクニークのレッスン

レッスン受講については、こちらのページをご覧ください。