【2022年11月26日配信】
アレクサンダー・テクニークを教えていると
「こんなにちょっとしたことで、違うんですね」
などと、言われることがよくある。
ちょっとしたこと、と言えるほど簡単な事、
例えば、
立ち止まって、間を取ること
そうすると、
自分の今の状態に注意を向けることができる
そして、
このまま続けたら、しんどくなるなぁと
思うようなことがあったら、
PC画面やスマホを凝視している、
座っているのに脚に力を入れている、
などをやめる、
という選択肢ができます。
このシンプルで簡単なことを
繰り返すほどに
氣づきが深く、微細になっていく
でも・・・
あまりにシンプルで簡単なことなので、
やらない、やめてしまうのも簡単なこと。
簡単であるゆえに、
思い出し、実践すること、
そして継続することが難しいのかもしれない。
★★★今回のホーム・ワーク★★★
理想は、1日3回思い出すこと。
アメリカのAT教師のグループが
「ポイズプロジェクト」という活動の中で
介護や看護する人を対象とした連続講座を
実施されています。
その講座では、毎回
モーニング・ヌーン・ナイト
つまり朝・昼・晩に
“思い出し、実践する”を推奨して
結果、それを続けた方は講座終了後
半年、1年過ぎても
変化しつづけていることが
報告されています。
今日から、
朝・昼・晩に思い出すことを
一つでいいので決めて、
まずは3日間から始めてみませんか?
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