【2022年5月14日配信】
最近、私はものづくり(縫物)にはまっています。
かつて、無から有を生み出すことに魅力を感じ、
服飾デザインの勉強をしていたことがあったのですが、
その過程ではからずも
「想像力がない」「下手くそ」などと
教える立場の美大から来た講師に言われた経験や、
また、共に学ぶ他の人と比較して、
「あ~、私には才能がないんだ・・・。」と
いつしか思い込んでしまっていました。
ところが
自分の才能発見チェックのようなものをやってみると、
「クリエーター」とか、
「アーティスト」といった項目が含まれているのです。
しかも、昨年も同じことをしていて
その時にも含まれていましたが、
なぜか、スルーしていました(笑)
そして、つい先日ある人に
「アレクサンダー・テクニークを教える」こと
そのものがアーティスティックな感じがします、
と言われて、はたと氣づいたのです。
あ~、そういう視点や自分にそんな面があることを
「私には想像力がない」という思い込みと共に
無視してきたことに。
そして、それが自分の身体に、状態に
どのように影響していたのか、
実感できたのは、
ブルース先生のこんなお話からでした。
それは、私たちが身体にある種の縛りのような
パターンを身につける、
そんなきっかけがある、と。
ブルース先生の場合は、
吃音が始まった小学生のころだったそうです。
私の記憶は、大学生になってからのものですが、
それでも効果は同じでした。
もちろん、ひとつだけということはありませんが、
以下の実践をやってみてください。
★★★今回のホーム・ワーク★★★
みなさんの自分に対する思い込みの中で、
私のように
「自分には想像力がない」というような
思い込みをつくるきっかけのストーリー。
他者に聞かされたものではなく、
自分の記憶の中にあるもので、
何か思い浮かぶものがありますか。
そうしたら、
静かに座って、
このように問いかけてみてください。
ブルース先生の場合は、
「吃音が始まる前の私は、
どんな在りようだっただろう?」
私の場合は、
「想像力がない、と言われる前の私は
どんなだっただろう?」
そう問いかけると、
身体を通してこたえがかえってきたでしょうか?
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