【2022年3月5日配信】
あるテレビ番組で、
超ミニマリストの気象予報士さんが出演し、
その生活ぶりが紹介されていた。
ミニマリストとは、
生活に必要最小限のものしか所有しない人
のことなのだが、
彼には、それに「超」の字がつくので、
調理をするのに所有しているのは、
フライパンひとつだけ。
包丁はおろか、菜ばしもない。
だから、長ねぎは自分の歯で噛みちぎり、
炒めものをするのに、
菜ばしの代わりに
別の長ねぎを使っていた。
その映像を見た他の出演者は、
口々に彼を「変なやつ」と呼んでいた。
皆さんも、彼を変な人だと感じますか?
私もさすがに、
かみちぎって口から出す映像を見た時は、
自分で食べるにしてもちょっと、とは思う。
けれど、”変”とは感じない、
ユニークで独創性があるように思う。
人は、自分が理解できないものを
”変だ”と捉えるそうだ。
だから、人間理解能力が低い人ほど、
世の中に”変な人”が多いことになる。
これからのポストコロナ時代には、
もっと大きな変化に対応する必要に迫られる。
他者の行動や考えに対して、
”変だ”と感じた時、
自分の中にどんな”普通という名の信念”があるか
観察してみるのはどうでしょう。
★★★今回のホームワーク★★★
Grace of Senseのコース中、
ブルース先生は、参加者を2人ずつに分け、
お互いの動きをただ見るように言われた。
その際、大切なことは、
相手の方の中に美しさを見ること。
なぜなら
できていないことや、
直した方がいいと思うことを
見つけようとすると
私たちは相手の”部分”にしか
注意が向かなくなるからだそうです。
何かを教えようとか、
何かを直そうとか、
何かを分析しようなどとせず、
ただ相手の中に美しさを見る。
そうすると、相手の全体が見えるのです。
その中にサポートが必要な部分はおのずと
見えてくるものだそうです。
誰かの手助け・サポートをするお仕事の方や
何かを教える人、そうでなくても
他者の中に美しさを見ようとすると、
いつもと何かが変わりますか?
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