アレクサンダー・テクニークでいうところの
『じぶん自身全体』を、
かつて私は、”からだ全体”だと思っていた。
F.M.アレクサンダーが、
『部分だけを変えることはできない』
と言ったことは、
”からだ全体”に注意を向けることで、
対応できそうな氣がする。
だが、社会的な生き物である私たち、
また、地球に生き、その一部として存在している事実は
無視できないのだ。
体感しなければ、実感がわかないかもしれないが。
外界からの刺激(五感によって認識されるもの)と、
内側からの情報(内感覚と呼ばれる)に
バランスよく注意を向けられている状態、
つまり、自分の内と外を合わせたものが
『じぶん自身全体』なのだ。
私たちはそれを理解し、注意をむけるだけでよい。
なぜなら、プライマリー・コントロール(初源的調整作用)が
面倒をみてくれるから。
私たちは、
その妨げとなっていることを”自分がしていること”に氣づき、
やめるだけでよいのだ。
コメントを残す