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Doer, Perceiver, Receiver

Doer(実行する人)、Perceiver(知覚する人)、Receiver(受け取る人)

ブルース先生のオンライン講座『Grace of Sense』の中で、

このコンセプトはとても大切なものになります。

あるワークショップでの出来事を題材に語られるこの3つの状態は、
一人の人の中にある側面です。

私たちは、何かを行っている時、
自分の行っていることにだけ意識が集中していることが少なくありません。

それをDoer(実行する人)だけになっている状態とみなします。

Perceiver(知覚する人)は、
自分が何を行っているかを意識的に観察しています。
アレクサンダー・テクニークやマインドフルネスの実践などが
これにあたります。

心とからだをつなげ、
自分が実行していることを意識するのはとてもいいことですが、

ブルース先生は、知覚するだけでは不十分だと氣づいたそうです。

Receiver(受け取る人)がいないからです。

自分が実行していることを意識することはできても、
受け取ることができていなければ、
自分が実行していることに注いだエネルギーを高めても、
エネルギーを受け取る(補充)することができないのです。

エネルギーを受け取るためには、
自分が実行していることをReceive(受け取る)必要があります。

Receive(受け取る)ために必要なこと

顔を洗っている時、
洗っている手や腕を動かしている(実行している)感覚は、
注意を向けた時に氣づくことができます。

けれども、
顔を洗っている(実行している)自分がいると同時に、
顔を洗われている(受け取っている)自分もいるはずです。

意外なことに、
意識的に注意を向けても
知覚するのは、Doing(実行している)感覚だけになりがちなのです。

それが、アレクサンダー・テクニークを学んでも、
習慣を変えることの妨げとなったり、
マインドフルネスの実践を続けても、
今一つ、経験が深まっていかない理由となっていたりします。

自分が実行している感覚と同時に、
自分が受け取っている感覚に注意を向け、
意識的に受け取ってみましょう。

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