3サイズ小さい靴を履いている、と思うとどんな感じ?
すごく窮屈・歩けない・痛そう・・・etc.
そんな感想やイメージが浮かびます。
けれども、自分の本来の大きさよりも、
身体を不必要に緊張させて、
かなり小さくしている人は
少なくないのです。
アレクサンダー・テクニーク教師は、
その縮ませた靴を脱ぐのを手助けします。
小さすぎる靴を脱ぐと、
本来の大きさや形が現れてくる・・・。
動きも軽やかになり、
機能性も改善されるだろう。
それが、一番簡単なアレクサンダー・テクニークについての説明かな、と
わが師ブルース・ファートマン先生はおっしゃっていました。
さらに、そのお話がよりリアルな説明になると
The Spell(呪文or魔法)
「だんだん小さくなる~~、小さくなる~~~」という呪文が
靴だけでなく、
シャツもパンツも帽子もベルトも靴にも
かけられているとしたら・・・
それがいきなりだと、とても耐えられませんが、
時間をかけてじわじわと、だんだん小さくなっていくので、
本人が、自分の本来の大きさを忘れ、
小さくしていることになど、氣づかないのです。
そして、どんなふうに小さくなっていくか、ということは
国によってパターンが違ったりします。(文化的な身体)
性別によっても違います。(ジェンダーによる身体)
それ以外にも、
家族
学校教育
生きてきた時代
自分に対する思い込み
様々なものが呪文をかけています。
時間という概念を持つ前の
男だから、女だからと思わされる前の
身体感覚が豊かだったころ
いい姿勢とか、考えなかったころ
そんな身体感覚にもどっていく体験を
呪文によって、
小さくしていた様々なパターンを手放す体験を
アレクサンダー・テクニークのレッスンでは提供します。
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