F.M.アレクサンダーの物語

自分で原因を見つけだすと決める

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F.M.アレクサンダーが
シェークスピアの朗唱家・俳優として
若くして成功し、プロとしての道を歩んでいた時、

喉や声帯に問題が出始めました。

受けていた治療の効果もどんどん落ちていき、
最悪のときは、声が完全に出なくなる
という状態にまでなってしまいました。

そんな中、彼にとってとても重要で
かなり魅力的なオファーが来ました。

アレクサンダーは自分の声帯に対する不安のため、
その申し出を受けることに恐れを感じるほどでした。

そこで、治療効果が期待できないものの
もう一度診察・治療を受けることにし、

大事なリサイタル前の2週間、
できるだけ喉を使わないようにと医者から言われます。

医者の言った通りにすると、リサイタルの夜には
声のかすれはほとんどよくなっていたものの、

プログラムの半ばまでに再び声はかすれはじめ、
終わるころにはほとんどでなくなっていました。

アレクサンダーの落胆は言葉にはできないほどであり、
心底やりがいを感じ、成功を確信していた朗唱家としての道を
閉ざされたように感じました。

翌日医者の所へ行くと、治療を続けるように言われましたが、
アレクサンダーはそれをきっぱり断ります。

喉をやすめたら、声のかすれはおさまったものの、
使い始めたら再びかすれ始めた。

だとすれば、リサイタルの晩に、
声をだすときに私のしていた何かが問題の原因ではないか、
と考えるのが妥当である、と。

その原因が分かるかとアレクサンダーに問われた医者は、
正直に分からないと答えます。

「では、私はそれを自分で見つけ出さなければなりません。」
アレクサンダーは自ら答えを見つけ出す決心をしたのです。


~自分の使い方に責任を持つと決める!~

このエピソードを知ったとき、
私は率直にすごいなぁと思いました。

普通ならば、医者に頼らざるを得ないと考えるところ、
アレクサンダーは、

“自分のしていたことが原因”だと冷静に判断し、
自分で責任を持つと決めたのですから。

肩や首が凝るのも、腰に痛みがでるのも、
それが使い方からくるものならば、
自分の使い方に自分で責任を取る、と

あなたは決められますか?

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