アレクサンダー・テクニーク

反応柔軟性~行動を起こす前に間を置く能力

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注意力が情動面での技能とどう関係があるのか

じつは、穏やかさや明瞭さをもたらす
強くて安定した鋭敏な注意は、
EQを築き上げる土台なのだ。

情動に翻弄されるのではなく、
情動と同化するのではなく、
ひたすら情動を明瞭に客観的に眺めることだ。

そのためには、安定していて、明瞭で、
評価や判断とは無縁の注意が求められる。

別の例からは、
注意力が自己統制と結びついていることがわかる。

『反応柔軟性』行動を起こす前に間を置く能力

強い情動的刺激を経験しても、
普通するようにただちに反応するかわりに、
一瞬だけ間を置く。
するとそのあいだに、
その情動に満ちた状況でどう反応したいか選ぶことができる。

この能力も、明瞭で揺らぐことのない注意力があってこそのものだ。

ヴィクトール・フランクルの言葉
『刺激と反応のあいだには間隔がある。
その間隔に、反応を選ぶ私たちの自由と力がある。
私たちの反応の中には、成長と幸せがある』

「サーチ・インサイド・ユアセルフ」チャディー・メン・タン著より抜粋・引用

刺激と反応の間に立ち止まる力は、
アレクサンダー・テクニークでいうところのInhibition~抑制~である。

そして、夜と霧の著者、ヴィクトール・フランクル氏の氣づきである、
反応を選ぶ私たちの自由と力がある、はDirection~方向性~とつながる。

友達の友達はみな友達といっているようなつながりだが、

この能力を鍛えるとされるマインドフルネス瞑想の実践と、
アレクサンダー・テクニークで自分とその周囲に、
一瞬一瞬のプロセスに注意を向ける実践が重なるゆえに、

また、InhibitionとDirection(抑制と方向性)の訓練が、
アレクサンダー・テクニークの学びの中心であることからも、

アレクサンダー・テクニークを学ぶことで、
この「反応柔軟性」を高め、
ひいては、情動面での能力EQを高めることにつながる、と
私は考えている。

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