人間は二足歩行になったために、

背骨が垂直になり、

脳が発達したため頭が重く、その重力に負けて、

年とともに背中が曲がっていく・・・。

そんなイメージの人が多いのではないでしょうか?

 

アレクサンダー・テクニークを学ぶまでは、私もそうでした。

けれど、重力の働きにより、”反重力(anti-gravity)”の力が働くということを知ってから、

重力は味方になりました。

頭の重さが、背骨を伝って骨盤で左右に分かれ、股関節から両脚~足の裏へと大地に伝えると、

伝えた分だけ”反重力”の力が働きます。

実際、私たちのからだには、”抗重力筋”としての働きを持つ筋肉群があり、

それらは上手く骨を伝って重力を大地に伝えることでバランスよく働きます。

実際、重力と反重力の働きがある状態を体験されると、多くの人がからだが軽くなったと表現されます。

 

それなのにたくさんの人が、まるで重力しか働いていないかのような姿勢で生活されているようです。

体が重い、動きづらいのは、年のせいではない・・・という理由の一つは、

まるで重力だけが働いているような”からだの使い方”をされているからです。

 

私たちが二足歩行で直立したことは、重力に対して無力でもなければ、

不利な姿勢になったわけでもないということを、

もっと広く知ってもらう必要があるなぁと感じています。

 

では、重力を見方にするにはどうすればいいの?の一つの方法は、

骨で立つ”ことです。